カート道からの救済措置
ついこの間まで、そのホールの自分のスコアを覚えておくだけでもやっとでしたが、最近安定して90台で回れるようになり余裕が出てきました。
これを機に、少しずつルールも勉強したいと思っています。
「ん?これどうするんだ?」と思ったらその都度コーチに聞いてブログにアップするので、みなさんも一緒に勉強しましょう!
先週のラウンドでは、グリーンそばのカート道にボールが行ってしまいました。
この場合どうするかわかりますか?
結論から言うと、無罰で救済を受けられます。
救済を受けなくてもいいのですが、カート道から打つのは無理ですよね。
このような場合は、ボールを打つことができる近い場所(ニアレストポイント)から1クラブレングス以内(救済エリア)にボールをドロップすることができます。
ニアレストポイントとは、ピンに近づかずに、元のボールの位置から最も近いアドレスできる場所のこと。
そのアドレスを作る際に使用するのは、その時に使うはずのクラブを使います。
この場合、矢印の方向にピンがあるので、ニアレストポイントは左側の斜面×印の位置になります。
競技などの場合は、その場所にティーなどの目印を置きます。
その目印を起点に、1クラブレングス以内にボールをドロップできます。
今回の場合は、カート道を挟んでちょうど向かい側にピンがあるので、青い斜線のエリアが救済エリアになります。
この救済エリアを決めるクラブは、パター以外のクラブを基準にし、ドロップは膝の高さから!と覚えておきましょう。(以前は肩の高さからだったみたいです)
とはいえ写真のような斜面だと、ドロップしたボールがコロコロ転がってしまう場合があります。
2回ドロップしても転がってしまった場合は、2回目のドロップの際に着地した地点に置くことができます。
ボールが芝生の上にあるけどスタンスがカート道にかかってしまう場合も、同じ救済を受けることができます。
ゴルフのルールは難しいし、新ルールになることもあるので覚えるのが大変ですね。
面倒ですがルールを知っておけば受けられる救済も増えるので、一緒に勉強しましょう!
林コーチのスイング動画はインスタグラムでご覧いただけます。